ずっと仲良くいたい夫婦だからこそ、夜の営みについてルールを決めておくことで、ふたりの関係は驚くほど円満になります。「夫婦の営みにルールなんて必要なの?」と思うかもしれませんが、話しづらい内容だからこそ、一定の決まりごとを作っておくことで、ふたりの間に安心感が生まれるのです。
安心感が生まれると、お互いに思いやりが育ちます。そして、思いやりが育つと夫婦間の距離をちょうどよく保てるようになるのです。
実際に、筆者の周辺にいるラブラブな夫婦は、夜のルールを決めているという夫婦が多くいます。そこでこれから、おすすめの夫婦の夜のルールをご紹介!夫婦生活について何らかの悩みがあるかたはぜひ参考にしてみてくださいね。
「したくない」にも、思いやりを
夫婦の夜のルールとしてぜひ設定しておきたいのが、相手の「したい」という気持ちを大切にしながらも、「したくない」に思いやりを持つことです。
結婚生活の年数が積みあがっていくと、パートナーから誘われてもさまざまな事情から「きょうはしたくない」と思うことが増えていくでしょう。
たとえ夫婦間であっても、夜のお誘いをすることは勇気を必要とするもの。毎回毎回「する気になれない」と思いやりなくストレートに伝えてしまうと、夫婦関係はあっという間に壊れてしまいます。
女性はホルモンバランスの変化などが顕著にあるので、夫からの夜のお誘いに葛藤することもあるでしょうが、毎回思いやりなく断ってしまうのは要注意かもしれません。
自分がしたくないときに、相手の「したい」を尊重することは意外に難しいです。思いやりのある断り方を考えてみたり、女性だからこそ起きる毎月の体調の変化について事前に説明したりと、お互いに配慮できるように心がけてみるといいかもしれません。
体調不良なら延期と決める
「きょうは夜にしようね」なんて、夫婦で約束していても、いざとなったら体調不良。それどころではなくなってしまうこともあるでしょう。
熱が出たり、お腹が痛くなってしまったり、予定外に生理がきて戸惑う…なんてこともありますよね。
こんなときにありがちなよくないケースが、どちらかが「でも、したい」と粘ってしまうことです。体調不良のときは、悩まずにスパッと延期する。そんな割り切りも夫婦の夜のルールには必要ではないでしょうか。
抑えきれない気持ちをぶつけすぎると、夫婦間にあったはずの信頼関係がいつしか損なわれてしまいます。「しんどいって、何度も伝えているのに。自分は相手にとって、どんな存在なのだろう」と、愛されているのか疑問になってしまうからです。
だからこそ、夫婦の夜のルールには体調不良なら延期と取り決めておくことがおすすめ。夫婦の夜に「また今度」があれば無理をしなくてよくなります。お互いを労わりあうことができれば、深い信頼を築けるようになるでしょう。
頻度はざっくりと話し合っておこう
週に何回するのか、それとも月に何回になるのか、頻度も夫婦の間で悩みになりやすいでしょう。
お互いにしたい頻度に差があるとストレスになってしまうこともありますよね。そのストレスが強くなると、どちらかがレスになってしまう恐れもあるものです。
そのため、頻度はざっくりとでも夫婦の夜のルールとして話しておくのがおすすめ。どちらかが疲れやすい体質なら週末に1回とか、ふたりとも積極的なタイプなら週2回など、夫婦の着地点を話し合っておくとよいでしょう。
ざっくりとでも頻度を夫婦の夜のルールとして設定しておけば、「したいときにできないストレス」「したくないのに応じなければならないストレス」を回避することができます。
そして、ふたりの夜の日があらかじめわかるようになるので、「きょうはする日」と心づもりもできるようになるのです。
頻度なんて決めなくてもしたい日にすればいいという意見もあるでしょう。しかし、突発的に誘われると負担に感じてしまうかたは気持ちがラクになるので、タイプによってぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。