半数以上の女性は「性交痛」体験者
「性交痛」という言葉をご存知でしょうか?「性交通」は、主に男性器の挿入に伴って、女性器に感じる痛みのことを指します。
ジャパン・セックスサーベイ2020によれば、「いつも痛い」「だいたい痛い」「たまに痛いことがある」を含めた、日常的に性交痛を感じている女性は、性交経験者の実に66%を占めています。
実際に、私のクライアントさんのケースでは、20歳の初体験から50歳のいまに至るまで、「痛くなかったことが一度もない」という女性もいるのです。
それでも、彼女の場合は、ご主人に求められたら断わらずに応じていました。なぜなら「痛いものなんだと思っていたから」。彼女はただただジッとガマンしていたといいます。
その我慢強さには頭が下がりますが、案外にこのようなケースは少なくないのではないでしょうか?
というのは、TENGAが実施した調査によると、「性交痛を感じたら気兼ねなく伝えられる」と答えた女性は35.7%、「気が進まないが伝える」が20.9%で、パートナーに痛みがあることを「伝えられる」のは56.6%。
一方、「気が進まない(少しの痛みなら伝えない)」と答えた女性は19.4%、「そこそこ難しい(我慢できる範囲なら伝えない)」は19.4%、「とても難しい(伝えられない)」は4.6%と、痛みがあることをパートナーに「伝えられない」女性は43.4%になっています。
つまり43.3%のケースは、相手の男性が「女性に痛い思いをさせる、間違った交わりかた」をしていても、それを修正する機会が与えられていないということです。
何歳からでも「気持ちよく」なれる
人間、苦痛なことは、やりたくなくなるのが自然です。
無事、子どもを授かったあとは、多くの女性が忙しさを理由に夫婦の営みに消極的になるのも当然の流れといえますよね。
なので、女性が断わる本当の理由が「肉体的苦痛」だった場合には、とにもかくにも「交わりかた」を改める必要があります。
先ほどの50歳まで「痛くなかったことが一度もない」女性の場合も、私がお伝えした方法を実践することで、50歳にして生まれて初めて「気持ちよさ」を味わうことができました。
パートナーとの営みがいつも痛いという女性でも、それを「不感症」なのだと諦めるのは間違いで、体の使い方を変えることで、思いがけないほど簡単に解消できることが多いのです。
7月のメルマガでは、その具体的な「性交痛」解消法を、痛みの原因や種類別に詳しくお教えします。どうぞご期待ください。
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