若いころは夜のベッドまでしっかり体力が続いていたけれど、40代以降になると「気持ちはあるけど体力がついていかない」「疲れを先に感じてその気になれない」など、配偶者と抱き合う機会が減るという声はよく聞きます。
放置すればレスにまで発展する「欲の減退」ですが、改めて口にするのも気恥ずかしく、何とかしたいと思ってもなかなか行動に移せない人は多いのではないでしょうか。
営みの回数が減ったとき、みんなはどうやって挽回したのか、現在はどうなっているのか、仲良し夫婦がやっている対策をお伝えします。
「その気があるのがうれしい」と前向きな気持ちを伝える(女性/44歳/専業主婦)

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「夫は土木系の仕事で体力があり、付き合っているころは数回こなすなんてこともありましたが、子どもが産まれて慌ただしくなるとそうもいかず…何とか時間を作っていましたが、40歳を過ぎてからはその気配もなくなってきました。
筋肉はそこまで衰えておらず足腰もまだまだしっかりしているけれど、若いときとほとんど変わらない仕事の内容はさすがにこたえるらしく、『気持ちはあるんだけどな…』とため息をつく夫には、『その気があるだけうれしい』と前向きに返しています。
若いころと同じようになんて思うほうが無理で、いまはいまの状態を大事にするのがプレッシャーにならないと感じます。
夫の好きなメニューを用意したり、疲れのとれる入浴剤を買ってみたり、気遣っているのが伝わると夫の心も動くようで。『きょうは飲まない』と晩酌をしないのが合図になっています」(女性/44歳/専業主婦)
「いまはいまの状態を大事にしたい」という言葉が印象的だったこちらの女性は、体力の低下に悩む夫を追い詰めないことを第一に考えていました。
「その気があるだけでうれしい」と言われたら、夫のほうだって安心するし妻への愛情も深くなりますよね。
いまの自分を受け入れてもらえている、という信頼がベッドでの時間に愛着を持たせます。
妻の気遣いは夫にとってうれしい刺激、自然と抱き合いたくなる気持ちが生まれるのではないでしょうか。